Tiji Jojoのタトゥー完全紹介|BAD HOPラッパーの全身アートと意味
Avery Gonzales
Updated on July 20, 2026
Tiji Jojoのタトゥー完全紹介|川崎発ラッパーが刻んだアートと信念
ヒップホップファンなら一度は目にしたことがあるはずだ。眼鏡にお団子ヘア、そして独特の高音フロウ——Tiji Jojo(ティージー ジョジョ)は、日本語ラップシーンで唯一無二の存在感を放ってきたラッパーである。そして彼を語る上で、タトゥーは外せない要素のひとつだ。「Tiji Jojo タトゥー 紹介」というワードがTikTokやSNSで繰り返し検索されているのも、その証拠と言えるだろう。本記事では、彼のタトゥーのデザイン・場所・意味、そして背景にある人生観までを、プロフィールとあわせて徹底的に掘り下げていく。
Tiji Jojoとは何者か——川崎のストリートが生んだラッパー
Tiji Jojo(本名:吉村敦也)は1996年2月12日生まれ、神奈川県川崎市川崎区池上町で育った、韓国と日本のハーフのラッパーだ。2014年に加入したBAD HOPの元メンバーとして広く知られている。川崎といえば、日本のヒップホップ文化を育てた街として語られることが多い。そのリアルな空気を全身に染み込ませながら、彼は音楽の道を歩み始めた。
幼少期、保育園でBAD HOPのメンバーであるT-Pablow、YZERR、Barkらと出会い、ヒップホップとの出会いは中学時代。OZROSAURUSやANARCHY、Zeebraなどに影響を受けた。しかし、彼の道は決して平坦ではなかった。高校1年生の時に逮捕され、少年院に送致される。少年院から出所した時、仲間の"Weny"が第一回高校生ラップ選手権で優勝しており、それがラップを始めるきっかけとなった。どん底からのスタート。それがTiji Jojoという人間を形成した根っこにある。
身長168cm、血液型A型。眼鏡とお団子ヘアが特徴的で、日本と韓国のハーフ。中学時代にヒップホップと出会い、OZROSAURUSやANARCHY、Zeebraの影響を受けた。小柄な体型ながら、ステージに立つと別人のような存在感を発揮する——そのギャップもまた、彼の魅力のひとつだ。
Tiji Jojoのタトゥー:場所・デザイン・スタイル
Tiji Jojoは3カ所にタトゥーが彫られており、和彫りではなく洋彫り柄のタトゥーだ。意味や入れた理由などは公式には明らかになっていない。それでも、ライブ映像やMV、SNS上での姿から、多くのファンが彼のタトゥーに釘付けになってきた。シンプルでありながらも存在感のある洋彫りスタイルは、彼のファッションセンスと完璧に調和している。
BAD HOPの他のメンバー、たとえばBenjazzyやTiji Jojo、Yellow Patoなども、それぞれのスタイルでタトゥーを入れていると言われており、腕全体に施されたブラックワークや、手首や首筋などに見える文字やシンボルなど、細部まで個性が際立っている。Jojoの場合、ゴテゴテした派手さよりも、ミニマルで意味深な配置が持ち味だ。
Yellow PatoやTiji Jojoらも、それぞれのタトゥーに自身の信念や家族との関係性が反映されていると語られている。具体的なデザインの詳細は本人から明言されていないが、ストリートカルチャーを体で表現する姿勢は、彼のラップスタイルそのものと地続きだ。タトゥーは単なる飾りではなく、生き方の延長線上にある。
タトゥーとBAD HOPカルチャーの深い関係
BAD HOPというグループを理解するうえで、タトゥーは切り離せないビジュアル言語だった。BAD HOPが放つ世界観は、サウンドだけでは完結しない。タトゥーやファッションといったビジュアル面も含めて「彼らの音楽」として成立しているという声もある。特にライブパフォーマンスやMVでは、身体に刻まれたデザインが照明やカメラの演出によって際立ち、ファンの記憶に強く残る要素となっている。
badhopは、T-PablowとYZERRの双子のラッパーを中心に、G-k.i.d、Yellow Pato、Benjazzy、Tiji Jojo、Vingo、Barkの8人で構成されたヒップホップクルーだ。メンバー全員が川崎の地元仲間で、幼少期からの信頼関係がそのままグループの結束力にもつながっているとされている。そのような絆が、各メンバーのタトゥーにも自然と投影されている——川崎の地名、家族へのオマージュ、仲間との約束。言葉では語り切れない感情が、皮膚の下に刻み込まれているのだ。
badhopのタトゥーが若者に影響を与えている理由のひとつとして、「共感性の高さ」が挙げられる。地元川崎のリアルを語る歌詞と、実際に肌に刻まれた文字やモチーフが一致していることで、「この人たちは本物なんだ」と感じるファンも少なくないようだ。Tiji Jojoのタトゥーへの関心が絶えないのも、その「本物感」に裏打ちされているからに違いない。
音楽スタイルとタトゥーが語る、ひとつの美学
Tiji Jojoのラップスタイルの特徴は、強く耳に残る高音ボイスとメロウなフロウだ。USシーンを意識したスタイルで、多くの楽曲で聴きやすさと味わい深さを兼ね備えた個性的なラップを披露している。また、ラップそのもののスキルも高く、その腕前はZeebraをはじめとする有名ラッパーからも高く評価されている。
オートチューンを巧みに使いこなし、浮遊感のある高音でキャッチーなフックを歌い上げるスタイルは、BAD HOPの楽曲に華やかさと中毒性を与えた。その声とタトゥーが合わさったとき、彼というアーティストの輪郭がはっきりと浮かび上がる。音と視覚、両方で物語を語る——それがTiji Jojoという表現者の本質だ。
彼の歌詞には地元・川崎での厳しい暮らしや、仲間との絆、そして成り上がっていく過程での葛藤がリアリティを持って綴られている。単に派手な生活を歌うだけでなく、心の奥底にある繊細な感情を言葉に乗せるスキルこそが、Tiji Jojoが「天才」と称される所以だ。タトゥーも同じ文脈で語られる。飾りではなく、経験の蓄積。痛みを経て刻んだ証。
ファッションとタトゥーの融合——Jojoのスタイル論
ラッパーとしての実力はもちろん、Tiji Jojoはそのファッションセンスでも注目を集めている。トレードマークである眼鏡と、髪を高い位置で結んだマンバンスタイルは、彼のアイコンとなっている。そこにタトゥーが加わることで、スタイルとしての完成度がさらに増す。
着用するブランドも多岐にわたるが、ストリートのトレンドをいち早く取り入れる姿勢は常に一貫している。特にSAINT MICHAELなどのヴィンテージ感漂うアイテムや、ラグジュアリーストリートな着こなしは、多くのファンが参考にしている。
Tiji Jojoはゴリゴリのストリートファッションを好むことでも知られており、特にOFF-WHITEを着用していることが多く、他にも多くのハイブランドを着用している。お団子ヘアーに眼鏡とストリートファッションがTiji Jojoのトレードマークとなっている。タトゥーはそのコーディネートの一部として機能し、彼のビジュアルアイデンティティを完成させている。肌に刻まれたデザインが袖やネックラインから覗くとき、それはファッションとしての効果をも発揮する。
海外アーティストのようにタトゥーを"文化の一部"として自然に見せる姿勢も、日本の若者に新鮮に映っているのかもしれない。日本では依然としてタトゥーに対する偏見が根強い側面もあるが、BAD HOPの登場以降、ストリートカルチャーの文脈でそのイメージは確実に変化してきた。
BAD HOP解散後のTiji Jojo——今と、これから
BAD HOPの解散以降、Tiji Jojoは目立った活動は見せていないが、解散前に各メディアで前向きな発言をしていたこともあり、今後の活躍が期待されている。ファンの間では、ソロアーティストとしての本格始動を待ち望む声が後を絶たない。
2015年に若干20歳で公開したソロ曲「White T-Shirt」では、エモーショナルな独自の世界観を作り上げシーンの話題をさらった。同曲のMVはYouTubeでの再生回数が230万回を突破している。そのポテンシャルはすでに証明済みだ。次のステージでどんな楽曲を、どんな姿で届けるのか——タトゥーが増えているかもしれないし、新たなデザインが加わっているかもしれない。
川崎のストリートから這い上がり、日本武道館、横浜アリーナ、そして東京ドームへと駆け抜けた彼の人生は、まさにリアルなヒップホップ・ドリームそのものだ。その道のりは、タトゥーという形でも彼の体に刻まれ続けている。
Tiji Jojoのタトゥー紹介まとめ
Tiji Jojoのタトゥーは、3カ所に施された洋彫りスタイル。その詳細なデザインや意味は公式には語られていないが、BAD HOPというグループ全体の文化的文脈から読み解けば、地元・川崎への誇り、仲間との絆、そして波乱に満ちた人生を経て掴んだ信念がその背景にあると考えられる。ライブ映像やMVを通じてファンを引きつけてきたそのタトゥーは、音楽と同じように「Tiji Jojoという人間」を語る言語だ。眼鏡とお団子ヘア、ストリートファッション、そして皮膚に刻まれたアート——全てが揃ったとき、初めて「Tiji Jojo」が完成する。彼のソロとしての次章がどんな姿で幕を開けるか、そのタトゥーとともに目を離せない。